
3月30日(火)、ミナサポにて認知症サポーター養成講座を受講致しました。
先日、深江中学校で行われた同講座をお手伝いさせていただいたき、その内容に我々の世代こそ南島原市のこの課題に目を向けて、地域に貢献していけるようにと「南島原市地域包括支援センター」の方々にお願いをして、快く講座を行っていただきました。
現在、日本は超高齢化社会にあります。超高齢化社会とは全体の人口における65歳以上の人口の占める割合が21%を超えることをいいます。日本全体よりもはるかにここ南島原市でその割合は高く、2020年2月の段階で39.72%の超高齢化社会になっています。そして、高齢者全体の約15パーセントに認知症の症状があるといわれています。
認知症を正しく理解することで、認知症の進行を緩やかにさせたり、お互いが少しでも暮らしやすくなっていくということを学ばせていただきました。
認知症の原因は様々あります。その症状が出始めた軽度の認知症(MCI)のときに対処をすれば、症状が改善することもあるそうです。しかし、それに気づかず過ごしていくと5年で約50%の人が、軽度・中度・重度と認知症が進行していきます。ご本人が認知症を受け入れていくことも大切ですが、周囲の人々がどう接するか、どう受け入れていくかによっても認知症の進行に影響を与えるということでした。
認知症サポーター養成講座の最後に地域包括支援センターの方が「南島原市でなら認知症になっても安心して暮らせると思ってもらえる地域にしていきたい」とお話しされていました。認知症についての正しい理解や、それを支える暖かい雰囲気がこの町に広がっていってほしいと思いました。
ここミナサポでは、AIロボットを使用して地域の高齢化社会に貢献していく事業を考えています。それにとどまらず、高齢化社会の課題に目を向けて、みんなが住みよい街となるお手伝いを地域商社として考えていけたらと思います。認知症サポーターとして、これからのミナサポは取り組んでいきたいと思います。