世界中で多くの人々に利用されているFacebook。

普段SNSを利用しない人にも知られているほど認知度は抜群です。

実際、ビジネス戦略の一環としてFacebookを活用している企業もたくさん存在しているのです。

「Facebookは本当に企業の集客にも活用できるのか？」

今回お話しするのは、そんなFacebookについてお話していきます。

Facebookは、簡単に言うとカリフォルニア州メンロパークに拠点を置くアメリカの会社Meta Platforms, Inc.が提供しているSNS（ソーシャル・ネットワーキング・サービス）の名前です。
「FB」と略して書かれることもあります。

2021年10月28日まで社名を『Facebook, Inc』となっていたが、現在は『Meta Platforms, Inc.』と変更しております。

もともとの名前であるFacebookの由来は、アメリカの大学で学年度の始まりに配布される印刷物やWebディレクトリ「face book」から来ており、それには個人の写真や名前が掲載されていて、学生がお互いを知り合うために使われています。

その後、急速に成長していったが、2012年には人気の写真投稿共有SNS『インスタグラム』を買収しています。
それによりインスタグラムとの連携がしやすく設計されており、連携することでFacebookでつながっている人がインスタグラムの友達候補にも表示されたりします。

Facebookの最大の特徴は『実名登録制』である事です。
もともとFacebookは現実のつながりをネット上で再現するSNSと言われ、現実の友人とネット上でも交流することができるようにと開発されたSNSです。
そのため、全く知らない人と突然繋がることはあまりありません。
友達からの紹介等での繋がりがあるケースが多いです。

そして、プライバシー設定が細かく行えるという点もFacebookの特徴の1つです。
ほとんどが実名でサービスを利用するため、1つ1つの情報をどこまで公開するかなど、かなり細かく設定できます。

また、Facebookには『個人ページ』と『Facebookページ』というものがあります。
個人ページは一般ユーザーが使用する個人用アカウントのページのことで、実名登録が必須、友達は5000人までという制限があります。

一方、Facebookページは会社名や商品名で登録する事ができ、主に企業のマーケティングや広報として利用されるものです。

Facebookで使われる機能についてお話します。

タイムラインはこれまでに自分が投稿した記事や写真・自己紹介・友達などが纏まった場所です。

最上部のナビゲーションバーのユーザーネームをクリックすると、タイムラインが表示されます。

仮にFacebookで知り合いを探す際は、このタイムラインの情報を基に、本当に探している人物かどうかを判断すると良いでしょう。

ニュースフィードはFacebookのホーム画面(Facebookにログインして最初に出る画面)のことです。

友達やファンになったページの投稿が表示されます。

ここから自分が投稿することも可能です。

Facebookでは知り合いに友達を見つけて、Facebook上でも友達として関係を持てます。
友達の投稿はニュースフィードに表示されるほか、メッセージのやり取りなどもできます。

個人ページのユーザー同士は友達になることができますが、Facebookページは『いいね』をすることでそのページのファンとして投稿がニュースフィードに流れてくるようになります。(Twitterのフォロー機能のようなもの)

カバー写真とはタイムラインやFacebookページの1番上に表示される大きな画像のこと言います。
そのページの第一印象を決める画像とも言えますので掲載する時は慎重に選びましょう。

プロフィール写真とはアカウントの所有者を表す写真で、投稿やコメントをする際に表示されます。(LINEやTwitterでいうアイコンのようなもの)

Facebookの『いいね！』には2つの機能があります。

1つは投稿に対する『いいね』です。
友達の投稿内容に対して、自分の反応を伝える機能になります。

もう1つは、Facebookページに対する『いいね』です。
先ほどもお話しました通り、Facebookページに『いいね』を押すとそのページのファンになることができ、ニュースフィードにそのページの投稿が流れるようになります。

また、Facebook内部だけでなく、外部のWebサイトでも「いいね！」機能は大きな役割を果たします。
各Webページに「いいね！」ボタンを設置することで、そのページの内容を気に入った訪問者が「いいね！」をしてくれるようになり、情報が拡散されます。

コメント機能とは、投稿に対して文章で返答する機能のことです。
タイムラインの投稿に、文字・画像・アイコンを使ってコメントする事が出来ます。

また、自分の投稿にコメントがつくと、そのコメントからユーザーのタイムラインに移動ができます。

シェア機能とは、自分以外の人の投稿を共有することです。
投稿をシェアすることで、自分のタイムラインにもその投稿が流れ、友達にも公開されます。

もちろん公開範囲やシェアする場所は変更することが可能で、これがFacebookの中で最も拡散効果が高い機能と言えます。

公開範囲の設定とは、自分の投稿やプロフィールを項目ごとにどこまで公開するかを決めることです。
「一般公開」「自分のみ(非公開)」「友達まで」「友達の友達まで」「一部公開」「一部除外」の6種類があります。

特にプロフィールは詳細に設定することで、第三者に個人情報を特定されないようにすることが大切です。

いかがだったでしょうか。今回はFacebook自体の説明を主体にお話ししてきました。

Facebookは実名登録をする分、様々な面で配慮されているSNSとなります。

次回は企業のマーケティングや広報として利用される「Facebookページ」について詳しくご紹介したいと思います。

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